高遠
こうえん
形容動詞名詞頻度ランク #31908 · 青空 268 例
標準
noble
文例 · 用例
従って魔法を分類したならば、哲学くさい幽玄高遠なものから、手づまのような卑小|浅陋なものまで、何程の種類と段階とがあるか知れない。
— 幸田露伴 『魔法修行者』 青空文庫
少くとも僕の智慧は今よりも進んで居た代りに僕の心はヲーズヲース一卷より高遠にして清新なる詩想を受用し得ることが出來なかつただらうと信ずる。
— 國木田獨歩 『少年の悲哀』 青空文庫
高遠なる蒼天の、何の声もなく唯だ黙して下界を視下す時、曾て人跡を許さゞりし深林の奥深き処、一片の木の葉の朽ちて風なきに落つる時、自然は欠伸して曰く「あゝ我一日も暮れんとす」と、而して人間の一千年は此刹那に飛びゆくのである。
— 國木田独歩 『空知川の岸辺』 青空文庫
少なくとも僕の知恵は今よりも進んでいたかわりに、僕の心はヲーズヲース一巻より高遠にして清新なる詩想を受用しうることができなかっただろうと信ずる。
— 国木田独歩 『少年の悲哀』 青空文庫
すべての眺望が高遠、壮大で、かつ優美である。
— 国木田独歩 『鹿狩り』 青空文庫
これ最も高遠なる理想を最も現世的のものに見出す大師一流の仏教哲学の帰結の方法であります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
彼等の説に依れば、詩の發育の歴史は、原始の單純素樸なる自然定律の時代から、未來の複雜にして高遠なる新定律の形式に移るべきで、自由詩はこの中間に於ける過渡期の不定形律にすぎない。
— 萩原朔太郎 『青猫』 青空文庫
鼈四郎は檜垣の主人に対しては対蹠的に、いつも東洋芸術の幽邃高遠を主張して立向う立場に立つのだが、反噬して来る檜垣の主人の西洋芸術なるものを、その範とするところの名品の複写などで味わされる場合に、躊躇なく感得されるものがあった。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
作例 · 標準
彼の芸術観は高遠で、凡人には理解しがたいものがある。
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高遠な理想を追い求めることは、時として孤独を伴う。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
その思想は高遠でありながらも、現実的な視点を失っていなかった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ウィキペディア曖昧さ回避
高遠
地名
人名
- 日本人の姓
- 高遠氏(たかとおし) — 日本の氏族。
- 日本人の名
- 江木高遠(えぎ たかとお) — 幕末 - 明治の学者・官僚。
- 藤原高遠(ふじわら の たかとお) — 平安時代の公卿・歌人。中古三十六歌仙。
- 海外の人名
- 高遠(高远、ジーン・ガオ) — 香港の歌手。⇒ジーン・ガオを参照。
- 林高遠 (ガオユエン, 1995 — ) - 中国の卓球選手。
出典: 高遠 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0