起句
きく
名詞頻度ランク #8643 · 青空 18 例
標準
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文例 · 用例
「こゝは処も桂川」、最前の起句を再用して、「造化の筆はいまもなほ、悲惨の景色うつしいで、我はた冥府の人なりき」といふ末句の如き、千鈞の重ありと云ふべし。
— 北村透谷 『「桂川」(吊歌)を評して情死に及ぶ』 青空文庫
元来歌仙全体を一つの物と見る時は、表は詩の起句の如し、故に此処はなるべくすらりとして苦のなきやうに致し、以て後段に変化の地を残し置くなり。
— 正岡子規 『俳諧大要』 青空文庫
此野遊の題の下に、七絶二、七律一、五律一が録存してあつて、数試春衣二|月天は七律の起句である。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
起句に花木等の字面が無いので改めたのであらう。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
小杉放庵の『唐詩及唐詩人』には、この詩の起句を「烟渚に泊す」と読み切つてあり、結句を「月人に近づく」と読ませてある。
— 河上肇 『閑人詩話』 青空文庫
しかし私は起句を「君に帰期を問ふに」などと読まず、「君は帰期を問へども」と読む。
— 河上肇 『閑人詩話』 青空文庫
絶句の第二句は承句と称されてゐるやうに、起句を承けたものであるから、絶句を日本読みにする際には、多くの場合、第一句は之を読み切りにしない方がよい。
— 河上肇 『閑人詩話』 青空文庫
にしても、既に書いておいたやうに、小杉放庵の『唐詩及唐詩人』には、起句を「舟を移して烟渚に泊す」と読み切つてゐるが、私は「烟渚に泊せば」と次の句へ読み続けた方がいいと思ふのである。
— 河上肇 『閑人詩話』 青空文庫
作例 · 標準
この俳句の起句は、読者の心を一瞬で惹きつけた。
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