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転句

てんく
名詞
1
標準
turning or twisting part of a text
文例 · 用例
中原〔逐〕鹿三十年、恩怨無別星花転、転と来て転句だ……おゝ何といふ向ふの眼、燃え立つやうな憎悪である。
宮沢賢治 疑獄元兇 青空文庫
またこれとは逆にある一つの光景を子規の第一例もしくは第二例のように取り扱っているうちに、その光景とは一見直接には関係しない純主観の一首を漢詩の転句とでもいったふうにモンタージュとして嵌入したのもある。
寺田寅彦 連句雑俎 青空文庫
応無所住而生其心――まだこの一転句が出来ません。
種田山頭火 松山日記 青空文庫
」わたくしは転句に注目する。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
蘭軒の詩の転句は頼千秋の書した黄葉夕陽村舎の襖の文字ださうである。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
転句の牡牛関は即ち甲逓千回。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
詩には起・承・転・結があり、転句で転ずるのがラジオなどで聴いていると転句のところでまるで喧嘩でもしているように怒鳴る。
第一部 牧野富太郎自叙伝 牧野富太郎自叙伝 青空文庫
塵事堆中日月移  秋来未有一篇詩却思去歳○○○  載酒孤舟棹月時(塵事堆中日月移る     秋きたりいまだ一編の詩あらず かえって思う去歳○○○  酒を載せて孤舟月に棹さすとき) 転句の○○○は、夢さめて失念したるものなりという。
井上円了 妖怪学 青空文庫
作例 · 標準
俳句の転句は、全体の意味を大きく変える重要な部分だ。
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小説の転句で、物語は予想外の方向へ進んだ。
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彼のスピーチは、最後の転句で聴衆の心を掴んだ。
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