生命力
せいめいりょく
名詞
標準
vitality
文例 · 用例
速めると云ふだけで無く、一口に言つて終へば生命力が残つてゐなかつた、と云つてもよかつた。
— 葉山嘉樹 『氷雨』 青空文庫
自分の大切な生命力をついやさ無いものに本当の愛念の残るはずはありません。
— ――型でなしに 『家庭愛増進術』 青空文庫
仙子氏はまた自分の心を、若しくは生命力を外界の影響にわづらはされることなく見つめることの出來た一人だと思ふ。
— 有島武郎 『水野仙子氏の作品について』 青空文庫
しかしながら本当に考えてみると、その人の生活に十分の醇化を経ていないで、過去から注ぎ入れられた生命力に漫然と依頼しているのが発見されるだろう。
— 有島武郎 『想片』 青空文庫
明治維新の際から日清、日露の戦役当時にかけて、盛んに活躍した豪勇の将士たち、沈勇の大政治家たちの殆んど大部分は、あるいは禅により胆を練り、あるいは浄土宗、浄土真宗により心身を仏に委託し、あるいは日蓮宗により宇宙の生命力を唱題によって心身に享け容れた人たちでありました。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
否、生長する生命力の一つのすがたである。
— 萩原朔太郎 『定本青猫』 青空文庫
現実に住み飽きてしまったり、現実の粗暴野卑に愛憎をつかしたり、あまりに精神の肌質のこまかいため、現実から追い捲くられたりした生きものであって、死ぬには、まだ生命力があり過ぎる。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
そういう自分達の、まして、まだ親らしい自覚も芽ぐまないうちに親になって途方にくれて居るなかで、いつか成人して仕舞ったむす子の生命力の強さに驚かれる。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
作例 · 標準
病気を乗り越え、彼は以前よりも強い生命力を感じさせるようになった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
砂漠の植物は驚くべき生命力を持っている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
この町には、人々を惹きつける独特の生命力がある。
幻辭AI · gemini-2.5-flash