惨死
ざんし
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
tragic death
文例 · 用例
二人の子供たちは、今まで、方々の仕事場で、幾つも幾つも、惨死した屍体を見るのに馴れていた。
— 葉山嘉樹 『坑夫の子』 青空文庫
老夫婦が惨死した深良屋敷の奥座敷は、山伏の神祓いで浄められて、新しい畳が青々と敷き込まれた。
— 夢野久作 『巡査辞職』 青空文庫
此年若くは前年の事なるべし、帝|金陵の諸臣|惨死の事を聞きたまい、※然として泣きて曰く、我罪を神明に獲たり、諸人皆我が為にする也と。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
それは数月前に自動車に轢かれて惨死した山脇と云う書生の顔であった。
— 田中貢太郎 『黄燈』 青空文庫
彼等の惨死を辱むるなかれ、適ま奇禍を免れ得ざりしのみ。
— 尾崎紅葉 『金色夜叉』 青空文庫
私は冷然としてお前の惨死を見守ってこそいるだろうが、一臂の力にも恐らくなってはやらないだろう。
— 有島武郎 『惜みなく愛は奪う』 青空文庫
兄の惨死の記憶が、僕にはまだマザ/\と残っているのです。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
臆病などと云うことではなくして、兄の自動車での惨死が、善良な純な彼の心に、自動車に対する、殊に箱根の――唱歌にもある嶮しい山や、壑の間を縫う自動車に対する不安を、植え付けているのであった。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
作例 · 標準
彼は、飛行機事故で惨死を遂げた。
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悲劇のヒロインは、愛する人を守るために惨死を選んだ。
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「あんな若さで惨死なんて…本当に可哀想だ。」
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