穎
えい
名詞頻度ランク #14848 · 青空 73 例
標準
awn
文例 · 用例
資性|穎慧温和、孝心深くましまして、父君の病みたまえる間、三歳に亘りて昼夜|膝下を離れたまわず、薨れさせたもうに及びては、思慕の情、悲哀の涙、絶ゆる間もなくて、身も細々と瘠せ細りたまいぬ。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
潜渓が方生の天台に還るを送るの詩の序に記して曰く、晩に天台の方生|希直を得たり、其の人となりや凝重にして物に遷らず、穎鋭にして以て諸を理に燭す、間発して文を為す、水の湧いて山の出づるが如し、喧啾たる百鳥の中、此の孤鳳皇を見る、いかんぞ喜びざらんと。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
凝重穎鋭の二句、老先生|眼裏の好学生を写し出し来って神有り。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
すべての天然物は我らに神の測りがたき穎智を教う。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
「智慧と権能とは神にあり、智謀と穎悟も彼に属す」る事を、この世の各方面にわたりて実証している。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
三十八章の一節より三十八節までは宇宙の諸現象の中に神の穎智と力を認めたものであったが、三十九節以下四十一章までは生物界において神の穎智と愛を――殊に愛を強く――認めたものである。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
尤も此のことに就いて、例へば升の卦の王用享于岐山、とか、明夷の卦の箕子之明夷などの語から推して爻辭が文王の作でなく周公の作であるとするやうな説は、孔穎達の正義などから存在するのであるが、其他にも之と相似た疑問を提出し得る者がある。
— 内藤湖南 『易疑』 青空文庫
故に曲禮の措之廟、立之主、曰帝、の條の孔穎達の正義に崔靈恩の説を引き、生きて帝と稱したものは死して後も亦帝と稱し、生きて王と稱したものは死して後も亦王と稱したと言つてゐるが、此説が一番確實である。
— 内藤湖南 『易疑』 青空文庫
作例 · 標準
稲穂の先には、細長い穎が伸びていた。
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植物の専門家が、小麦の穎の形状について詳しく説明してくれた。
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顕微鏡で観察すると、植物の穎には小さな鋸歯状の構造が見られた。
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ウィキペディア
穎(えい)は、イネ科の植物の小穂に見られる鱗状の包葉のことである。
出典: 穎 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0