黙考
もっこう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
contemplation
文例 · 用例
ああかかる不思議なる光景は世界のどこにありや、余は二三分間黙考せしが、たちまち我ながら驚くごとき絶望の叫声を発せり。
— 押川春浪 『南極の怪事』 青空文庫
」といふくらゐの沈思黙考の間に、彼が栓ぬき瓢箪の将棋観をいよいよ深めたであらうことは、私にも想像される。
— 織田作之助 『聴雨』 青空文庫
第一はその沈思黙考の時間が珍しく長引いたことです。
— 耳のない浪人 『右門捕物帖』 青空文庫
女道楽なぞするだけあって、なかなか才はじけたことを申すわ」 いうと、右門はしばらく黙考をつづけていましたが、ことばを改めると強く念を押すようにいいました。
— 耳のない浪人 『右門捕物帖』 青空文庫
寮長先生は天井を仰いで、沈思黙考の体だ。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
むこうに事情を話して、欠席扱いされないようにしてもいいんだが、話がややこしくなる可能性があるんでな」 もとのように腰を落ちつけると、寮長はさっきの吸いさしを片手に、しばらく黙考をつづけ、二度ほど慶一を見た。
— 第2章 メリーゴーラウンド、1967年 『45回転の夏』 青空文庫
そこで先生は、程の好い温顔に立ち反つて、お前も馬鹿ではなからうから、これ以上私としては何も云ふことはない、謹慎十四日、静思黙考して、冷浴の時はひたすら六根清浄を唱へ、審さに十四日間の起居感想を、少くとも一日の記録は罫紙五枚以上を記すべし(これは保護者の検分、捺印を要す。
— 牧野信一 『貧しき日録』 青空文庫
』 と、暫時沈思黙考していた氏が、ああ!
— 虹を渡る日 『踊る地平線』 青空文庫
作例 · 標準
彼は一人、静かに窓の外を眺めながら、今後の計画を黙考していた。
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難題に直面した研究者は、黙考に沈んだ。
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彼は黙考しながら、問題の解決策を探り続けた。
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