無言
むごん
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #10000 · 青空 4033 例
標準
silence (not speaking)
文例 · 用例
それでも彼は沈默し、無言の中に傘をさしかけて、夜の雨中を田端の停車場まで送つてくれた。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
暗憺として錨をおろしみな重砲の城の如く無言に沈鬱して見ゆるかな。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
半時間ほども両人無言にて美人も通りそうにもなし。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
」精は無言でニコニコしている。
— 寺田寅彦 『鴫つき』 青空文庫
嬢やはと聞くと、さっきから昼寝と答えたきり、元の無言に帰る。
— 寺田寅彦 『枯菊の影』 青空文庫
妻は氷袋を気にして時々さわってみるが、始終無言である。
— 寺田寅彦 『枯菊の影』 青空文庫
やくざな私を、無言のうちに叩きあげて下さるのも、すべて兄上のちからである。
— 太宰治 『人物に就いて』 青空文庫
」 さかなたちは、靜かに無言で左右に散る。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
作例 · 標準
彼は問いかけに対していっさい答えず、無言を貫き通した。
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重苦しい無言の時間が続き、会議室の空気はさらに冷え切っていった。
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二人は何も語らぬまま、無言の帰路についた。
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