熟考
じゅっこう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #27179 · 青空 211 例
標準
careful consideration
文例 · 用例
この一文にとりかかるため、私は、三夜、熟考した筈である。
— 太宰治 『創作余談』 青空文庫
警視長官は市会議員に対する儀礼としてちょっと熟考の形を取ったが肚は決っていた。
— 岡本かの子 『巴里の唄うたい』 青空文庫
しかしこれははたしてそうであるかどうか、よくよく熟考してみなければならないように私には思われる。
— 寺田寅彦 『物理学圏外の物理的現象』 青空文庫
こんな事は民力の発展などは眼中にない愚劣政治家共に話したとて分るまいが、真に国家の前途を憂うる人士は、大いに沈思熟考せねばならぬ問題であろうと思う。
— 押川春浪 『本州横断 癇癪徒歩旅行』 青空文庫
このことについては兼てより熟考しましたが私は巡回編集よりは寧ろ単独編集の方が永続しようと思います。
— 種田山頭火 『雑信(二)』 青空文庫
美髯を貯え、ネクタイピンを閃かした老年の紳士が立ち上って来て礼儀正しく、むす子に低声で何か真面目な打合せをすると、むす子は一ぱしの分別盛りの男のように、熟考して簡潔に返事を与えた。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
右の如く、「人生」といふ字の意義によりては、議論も種々になるべければ、傍より口を出す人々は能々御熟考の上にて御名論を出され可くと存ず。
— 北村透谷 『人生の意義』 青空文庫
彼はいろいろの古い経験に富んだ海員であって、なんでも物事をよく熟考した上でなくては、容易に口をきかないという人であるから――。
— 北極星号の船長 医学生ジョン・マリスターレーの奇異なる日記よりの抜萃 『世界怪談名作集』 青空文庫
作例 · 標準
人生の進路を決める重要な決断だからこそ、一晩かけて熟考することにした。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
「熟考した末の結論ですので、どうかご理解ください」と彼は静かに語った。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
その難問に対して、数学者は何時間も机に向かって熟考を続けていた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview