海尉
かいい
名詞-接尾辞
標準
lower-grade officer rank (JMSDF)
文例 · 用例
」と狸はほくほくして、「でも、あの鮒つてやつは、素早いもんでなあ、おれはあいつを捕へようとして、も少しで土左衞門になりかけた事があるけれども、」とつい自分の過去の失態を告白し、「お前に何かいい方法があるのかね。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
眼ならいくらかいい。
— 葉山嘉樹 『浚渫船』 青空文庫
何代か前の先祖は炭屋をしていたとかいうので、世間では今でも炭団伊勢屋といっているんですが、地所|家作は持っていて、身上はなかなかいいという評判です。
— 女行者 『半七捕物帳』 青空文庫
うつつ心に何をかいいたる。
— 泉鏡花 『龍潭譚』 青空文庫
「うん、なかなかいいね。
— 宮沢賢治 『オツベルと象』 青空文庫
『下手な画工が描きそうな景色というやつに僕は時々出あうが、その実、実際の景色はなかなかいいんだけれども。
— 国木田独歩 『小春』 青空文庫
その時星野からの葉書を自分の側に坐っていた柿江に何かいいながら手渡した。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
俺が命令するぞ」 婆やが何かいいながらチャブ台を引いた。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫