解囲
かいい
名詞動詞-サ変
標準
breaking the enemy siege
文例 · 用例
殊にマントア要塞は頗る堅固でナポレオンはこの要塞を攻囲しつつ四回も敵の解囲企図を粉砕、一七九七年二月二日までにマントアを降伏せしめた。
— 石原莞爾 『戦争史大観』 青空文庫
墺軍は四回の解囲とマントアの降伏で少なくとも十万の兵力を失った(仏軍の損失は二万五千)。
— 石原莞爾 『戦争史大観』 青空文庫
」と狸はほくほくして、「でも、あの鮒つてやつは、素早いもんでなあ、おれはあいつを捕へようとして、も少しで土左衞門になりかけた事があるけれども、」とつい自分の過去の失態を告白し、「お前に何かいい方法があるのかね。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
眼ならいくらかいい。
— 葉山嘉樹 『浚渫船』 青空文庫
何代か前の先祖は炭屋をしていたとかいうので、世間では今でも炭団伊勢屋といっているんですが、地所|家作は持っていて、身上はなかなかいいという評判です。
— 女行者 『半七捕物帳』 青空文庫
うつつ心に何をかいいたる。
— 泉鏡花 『龍潭譚』 青空文庫
「うん、なかなかいいね。
— 宮沢賢治 『オツベルと象』 青空文庫
『下手な画工が描きそうな景色というやつに僕は時々出あうが、その実、実際の景色はなかなかいいんだけれども。
— 国木田独歩 『小春』 青空文庫