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魁偉

かいい
形容動詞名詞
1
標準
brawny
文例 · 用例
英語の先生のHというのが風貌魁偉で生徒からこわがられていたが、それが船暈でひどく弱って手ぬぐいで鉢巻してうんうんうなっていた。
寺田寅彦 青空文庫
ここにつどへる将校百三十余人の中にて、騎兵の服着たる老将官の貌きはめて魁偉なるは、国務大臣ファブリイス伯なりき。
森鴎外 文づかひ 青空文庫
ここにつどえる将校百三十余人のうちにて、騎兵の服着たる老将官の貌きわめて魁偉なるは、国務大臣ファブリイス伯なりき。
森鴎外 文づかい 青空文庫
何等の魁偉なる人物ぞ。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
容貌魁偉なる一外人この幼女を愛する餘りに、覺束なげなる伊太利語もてその名を問ふに、幼女は遽に答ふべくもあらねば、老婦代りてアヌンチヤタと答へつ。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
余好意を謝してその容貌を見るに、魁偉にして筋骨|逞しく、磊落にして豪傑肌なる快男児也。
大町桂月 層雲峡より大雪山へ 青空文庫
「接吻だけは止せというが、こうしずにはいられない」と状貌|魁偉と形容しそうな相好を壊して、頤の下に猫を抱え込んでは小娘のように嬉しがって舐めたり撫ったりした。
内田魯庵 二葉亭余談 青空文庫
が、方頷粗髯の山本権兵衛然たる魁偉の状貌は文人を青瓢箪の生白けた柔弱男のシノニムのように思う人たちをして意外の感あらしめた。
内田魯庵 二葉亭余談 青空文庫