藍
あい異読 アイ
名詞頻度ランク #11719 · 青空 1169 例
標準
dyer's knotweed (Persicaria tinctoria, used to produce indigo dye)
文例 · 用例
〔甘藍の球は弾けて〕宮沢賢治甘藍の球は弾けて青ぞらに白雲の房呑屋より二人の馬丁よろめきてあらはれ出づる
— 宮沢賢治 『〔甘藍の球は弾けて〕』 青空文庫
水菓子屋の目さめるような店先で立止って足許の甘藍を摘んでみたりしていたが、とうとう蜜柑を四つばかり買って外套の隠しを膨らませた。
— 寺田寅彦 『まじょりか皿』 青空文庫
彩色と云っても絵具は雌黄に藍墨に代赭くらいよりしかなかったが、いつか伯父が東京博覧会の土産に水彩絵具を買って来てくれた時は、嬉しくて幾晩も枕元へ置いて寝て、目が覚めるや否や大急ぎで蓋をあけて、しばしば絵具を検査した。
— 寺田寅彦 『枯菊の影』 青空文庫
顧れば峡間から東方の霞沢岳連峰の木山には、どす玄い雨雲が、甘藍の大葉を巻いたように冠ぶさって、その尖端が常念一帯の脈まで、包んで来ている、雪の峡流は碧い石や黄な石をひたして、水嵩も多くなって、樺青く雪白い間を走って行くのが、遙かに瞰下されて、先は森林の底に没している。
— 小島烏水 『槍ヶ岳第三回登山』 青空文庫
深いところは紫を浅いところは藍を流している。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
空々寂々の境で、山という山の気分が、富士山に向いて、集中して来る、谷から幾筋とない雲が、藍の腐ったような塊になって、立ち昇る、富士山はこの雲と重なって、心もち西へ西へと延びて来るようだ、蝕った雲の淵の深さが、何十尺かの穴となって、口が明く。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
西の方には木曾御嶽が、緩斜の裾を引いて、腰以下を雲の波で洗わせている、乗鞍岳は、純藍色に冴えかえり、その白銀の筋は、たった今落ちたばかりの、新雪ででもあるかのように、釉薬をかけた色をして、鮮やかに光っている。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
松本市で汽車を下りたが、青々とした山で、方々を囲まれていて、雲がむくむくと、その上におい冠ぶさっている、山の頂は濃厚な水蒸気の群れから、二、三尺も離れて、その間に冴えた空が、澄んだ水でも湛えたように、冷たい藍色をしている、そこから秋の風が、すいすいと吹き落して来そうである。
— 小島烏水 『谷より峰へ峰より谷へ』 青空文庫
作例 · 標準
職人の手によって丹念に染め上げられた藍の着物は、独特の深みがある。
藍は「ジャパンブルー」として世界的に知られ、多くの愛好家がいる。
藍の葉を乾燥させて発酵させ、スクモという染料を作る。
藍染めの布は、防虫効果や消臭効果があると言い伝えられている。
標準
indigo (dye)
作例 · 標準
職人の手によって丹念に染め上げられた藍の着物は、独特の深みがある。
藍は「ジャパンブルー」として世界的に知られ、多くの愛好家がいる。
藍の葉を乾燥させて発酵させ、スクモという染料を作る。
藍染めの布は、防虫効果や消臭効果があると言い伝えられている。
標準
indigo (colour)
作例 · 標準
職人の手によって丹念に染め上げられた藍の着物は、独特の深みがある。
藍は「ジャパンブルー」として世界的に知られ、多くの愛好家がいる。
藍の葉を乾燥させて発酵させ、スクモという染料を作る。
藍染めの布は、防虫効果や消臭効果があると言い伝えられている。