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染料

せんりょう
名詞頻度ランク #20742 · 青空 206
1
標準
dyes
文例 · 用例
ある時たまたま逢った同窓と対話していた時に、その人の背後の窓から来る強い光線が頭髪に映っているのを注意して見ると、漆黒な色の上に浮ぶ紫色の表面色が或るアニリン染料を思い出させたりした。
寺田寅彦 厄年と etc. 青空文庫
しかしある人はまた戦争のために染料が欠乏したからよんどころなくあんな物ばかり製造しているのだとも言った。
寺田寅彦 丸善と三越 青空文庫
もし試みに十年ぐらいの期間でもいいから、あらゆる染料の製造と販売と使用を停止してみたら、われわれの社会的生活にどんな影響が生じるだろう。
寺田寅彦 丸善と三越 青空文庫
化学的染料塗料色素等に関する著書はずいぶんたくさんにあるが、古来のシナ墨、それは現在でもまだかなりに実用に供されているあの墨の詳しい製法を書いたものは容易に見つからない。
寺田寅彦 錯覚数題 青空文庫
純粋な昔ふうのいわゆる草木染めで、化学染料などの存在はこの老人の夢にも知らぬ存在であった。
寺田寅彦 糸車 青空文庫
しかし、逆にまた、今の近代嬢の髪を切りつめ眉毛を描き立て、コティーの色おしろいを顔に塗り、キューテックの染料で爪を染め、きつね一匹をまるごと首に巻きつけ、大蛇の皮の靴を爪立ってはき歩く姿を昔の女の眼前に出現させたらどうであったか。
寺田寅彦 自由画稿 青空文庫
川岸の赤土の崖の下の粘土を、五とこ円くほりまして、その中に染料をとかし込み、たのまれた鳥をしっかりくはへて、大股に足をひらき、その中にとっぷりと漬けるのでした。
宮沢賢治 林の底 青空文庫
こんな話をしているうちにも私の連想は妙なほうへ飛んで、欧州大戦当時に従来ドイツから輸入を仰いでいた薬品や染料が来なくなり、学術上の雑誌や書籍が来なくなって困った事を思い出した。
寺田寅彦 断水の日 青空文庫
作例 · 標準
天然の藍から採取した染料を使うと、深い青色に仕上がる。
Illusions AI · claude-haiku-4-5-20251001
合成染料の開発により、従来の化学物質から作った染料よりも多くの色が可能になった。
Illusions AI · claude-haiku-4-5-20251001
その工場では数百種類の染料を製造し、世界中に供給している。
Illusions AI · claude-haiku-4-5-20251001
ウィキペディア

染料(せんりょう) とは、水など特定の溶媒に溶解させて着色に用いる有色の物質。普通は水を溶媒として布や紙などを染色する。誘導体が溶媒に可溶であり、染着後に発色させた色素は不溶となる、いわゆる建染染料も含む。建染染料の内、インディゴやインダンスレン、ペリノンオレンジ、フラバンスロンイエローなどは顔料としての確固たる使用実績があり、顔料としての認知度も高い。特定の媒体に分散するという性質が着色の上で重要なものは顔料と呼ばれる。

出典: 染料 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0