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藍色

あいいろ異読 らんしょく
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #39594 · 青空 432
1
標準
indigo blue
文例 · 用例
西の方には木曾御嶽が、緩斜の裾を引いて、腰以下を雲の波で洗わせている、乗鞍岳は、純藍色に冴えかえり、その白銀の筋は、たった今落ちたばかりの、新雪ででもあるかのように、釉薬をかけた色をして、鮮やかに光っている。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
松本市で汽車を下りたが、青々とした山で、方々を囲まれていて、雲がむくむくと、その上におい冠ぶさっている、山の頂は濃厚な水蒸気の群れから、二、三尺も離れて、その間に冴えた空が、澄んだ水でも湛えたように、冷たい藍色をしている、そこから秋の風が、すいすいと吹き落して来そうである。
小島烏水 谷より峰へ峰より谷へ 青空文庫
霧がすっきりと霽れて、前には笠ヶ岳の大尾根が、赭っちゃけた紅殻色の膚をあらわし、小笠から大笠へと兀々とした瘤が、その肩へ隆起している、遠くの空に、加賀の白山は、いつもの冷たい藍色に冴えて、雪の縞が、むしろ植物性の白い色をおもわせる。
小島烏水 谷より峰へ峰より谷へ 青空文庫
あれは宝永の噴火口で、雪が実際は消えていないのであるが、火口壁の陰影で、藍色に見えるのである。
小島烏水 高山の雪 青空文庫
はんてんか上つぱりにし度いやうな細い縞が藍色がゝつたサラサ模様であつたやうです。
岡本かの子 縮緬のこころ 青空文庫
紫色の影をつくる腋の下に魅力を感じて立あがると、藍色のアブサン酒を彼女のグラスに注いだ。
吉行エイスケ スポールティフな娼婦 青空文庫
次の瞬間私が青い窓から近東の藍色の空を眺めていると電流にのってアダがあらわれてきて、私の夜会服に一輸のネムの花をさすのであるが、忽ち私には彼女がマルセーユの金羊毛酒場の素足の美しい踊姿となって女の耳元で、おい、Y、今晩おれにつきあえよ、と囁く追想の女となるのであった。
吉行エイスケ 孟買挿話 青空文庫
3 孟買埠頭の藍色の海に室蘭丸が碇泊していた。
吉行エイスケ 孟買挿話 青空文庫
作例 · 標準
夕暮れの空が深い藍色に染まり、一日の終わりを告げていた。
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伝統的な藍染めの浴衣は、使うほどに風合いが増し、美しい藍色を保つ。
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彼女は藍色のスカーフを首に巻き、落ち着いた印象を与えていた。
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沖縄の海は、太陽の光を浴びてエメラルドグリーンから藍色へと表情を変える。
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ウィキペディア

藍色(あいいろ)は、色のひとつ。植物である藍に由来する色素を由緒とする色である。インディゴ も同様。

出典: 藍色 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0