巨木
きょぼく
名詞頻度ランク #35835 · 青空 224 例
標準
big tree
文例 · 用例
部屋のアザミの造花のおかれた卓子に、ミサコと対して女記者は巨木のような脚をくむと、すぱりすぱりと朝日の紙巻タバコの煙を吐きだしながら、「お早うございます。
— 吉行エイスケ 『女百貨店』 青空文庫
それから跣足になつて、抱へられるやうにして下つて、また、老樹の根、大巌の挟間を左に五|段、白樺の巨木の下に南祖坊の堂があつた。
— 泉鏡太郎 『十和田湖』 青空文庫
右に三|段、白樺の巨木の下に、一|龍神の祠があつた。
— 泉鏡太郎 『十和田湖』 青空文庫
右側に十本、左側にも十本、いづれも巨木である。
— 太宰治 『逆行』 青空文庫
右側に十本、左側にも十本、いずれも巨木である。
— 太宰治 『逆行』 青空文庫
欝蒼とした欅、榎、杉、松の巨木に囲まれた万延寺裏手の墓地外れに一際目立つ「蔵元|家先祖代々之墓」と彫った巨石が立っているのが、木の間隠れに往来から見える。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
素足草履穿にて、その淡き姿を顕わし、静に出でて、就中杉の巨木の幹に凭りつつ――間。
— 泉鏡花 『多神教』 青空文庫
むかしは兩岸に巨木を立て、之に藤の綱十條を曳き、綱に板を渡したと言ふ、著しき由緒があつて、いまも古制に習つた、鐵の釣橋だと言ふ……おまけに歌まである。
— 泉鏡太郎 『飯坂ゆき』 青空文庫
作例 · 標準
山奥の神社に、樹齢千年を超える巨木が鎮座していた。
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あの公園のシンボルである巨木は、子供たちの遊び場になっていた。
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嵐にも耐え抜いた巨木は、生命力の象徴として多くの人に親しまれている。
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