大樹
たいじゅ
名詞頻度ランク #28525 · 青空 594 例
標準
large tree
文例 · 用例
」と會釋し、鐵扇はらりと開き、屹つと月を見上げて、大樹の如く凝然と動かず。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
我が宿の大樹にはとまりてさへ鳴くものを、夜ふけ枕にこゝろし給へ。
— 樋口一葉 『すゞろごと』 青空文庫
楢、桂、山毛欅、樫、槻、大木大樹の其の齢幾干なるを知れないのが、蘚苔、蘿蔦を、烏金に、青銅に、錬鉄に、刻んで掛け、鋳て絡うて、左右も、前後も、森は山を包み、山は巌を畳み、巌は渓流を穿ち来る。
— 泉鏡太郎 『十和田湖』 青空文庫
洋燈も珍しいが、座敷もまだ塗立ての生壁で、木の香は高し、高縁の前は、すぐに樫、槻の大木大樹鬱然として、樹の根を繞つて、山清水が潺々と音を寂に流れる。
— 泉鏡太郎 『十和田湖』 青空文庫
彼は近所のあらゆる曲がり角や芝地や、橋のたもとや、大樹のこずえやに一つずつきわめて格好な妖怪を創造して配置した。
— 寺田寅彦 『化け物の進化』 青空文庫
いつでも見落すことのできないのは、北二条と大通りとの交叉点にただ一本立つエルムの大樹だった。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
誰にも省みられないけれども、春が来るごとに黙って葉を連ねているあの楡の大樹、あの老木が一度でも分外な涙を流したか。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
表だけ見えて、欄干が左右へ……真中に榎の大樹があって仕切る、その二階がね、一段低くなって流に臨んで、も一つ高い座敷が裏に有りそうなんだ、夢だからね、お聞き。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
作例 · 標準
「公園の奥には、数百年の歴史を持つ大樹がそびえ立っている。」
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「その大樹の根元に腰を下ろし、しばし休息をとった。」
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Wow! Look at that giant tree! It's enormous!
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ウィキペディア曖昧さ回避
大樹(だいき、たいき、たいじゅ、ひろき、だいじゅ) 大樹(たいじゅ) - 大きな木。巨樹を参照。
地名
- 大樹町(たいきちょう) — 北海道十勝総合振興局南部にある町。
- 大樹区(だいじゅく) — 台湾高雄市の市轄区。
- 大樹鎮(だいじゅちん) — 曖昧さ回避
- 大樹郷(だいじゅきょう) — 曖昧さ回避
駅名
- 大樹駅(たいきえき) — 北海道広尾郡大樹町にあった日本国有鉄道広尾線の駅(廃駅)。
その他
- 大樹生命保険(たいじゅ) — 日本の保険会社。
- SL大樹(DL大樹)(たいじゅ) — 東武鉄道が運行する特急列車。
出典: 大樹 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0