偉効
いこう
名詞頻度ランク #40150 · 青空 7 例
標準
great effect
文例 · 用例
二百五十年前、豊公攻め入りの節、火焔の破頂にて和と判じて大功を立てて以来、代々の兵道方、先師達、一人として、その偉効を顕現したことはござりませぬ。
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
」「自ら独り高うする態度と、兵道を新しくし、拡張し、盛大にせんとする心と――」「わしは、それを愚かしいと思うが――」 牧は、御家のため、師のため、己のため、兵道のために、命を削って、調伏の偉効を示そうとしていたが、玄白斎にとって、それは、不正な、便法でしかなかった。
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
己の職のために、悪鬼となっても、秘呪の偉効を示したい。
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
」「生きながら、偉効のある防腐剤を注射すると、おまえの肉体は、永遠に死なぬぞ」「冗談じゃありません。
— 寺島柾史 『怪奇人造島』 青空文庫
けれどもこれは医薬以上の偉効があつた。
— ――夢と知性―― 『吹雪物語』 青空文庫
時どきに彼の治療が驚くべき偉効を奏し、あるいは奏したように見えたのは、われわれも認めてやらなければなるまい。
— ラッパチーニの娘 アウペパンの作から 『世界怪談名作集』 青空文庫
まったく時間は、自然が我々の情念の至上の医者として我々に与えたものであるが、この時間が偉効を奏するのは、主としてそれが我々の想念に、後から後からといろいろな事柄を提供し、最初の感情がどんなに強いものでも、容易にそれをもみ消してしまうからである。
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫
私はあの救助係の大きな石を鉄梃で動かすあたりから、あとは勝手に私の空想を書いていこうと思っていたのです。
— 宮沢賢治 『イギリス海岸』 青空文庫
作例 · 標準
例句1
例句2
例句3
例句4