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特効

とっこう異読 とくこう
名詞
1
標準
striking effect (e.g. of a remedy)
文例 · 用例
母親の話によるとそれは青物を売りに来る女があって、その女といろいろ話をしているうちにその肺病の特効薬の話をその女がはじめたというのだった。
梶井基次郎 のんきな患者 青空文庫
甲府市のすぐ近くに、湯村という温泉部落があって、そこのお湯が皮膚病に特効を有する由を聞いたので、家内をして毎日、湯村へ通わせることにした。
太宰治 美少女 青空文庫
」 驚いた顔へぐっと寄って来て、「――それもあんた、自家製の特効薬でしてね。
織田作之助 勧善懲悪 青空文庫
たちまち丹造の欲がふくれて、肺病特効薬のほか胃散、痔の薬、脚気良薬、花柳病特効薬、目薬など、あらゆる種類の薬の製造を思い立った。
織田作之助 勧善懲悪 青空文庫
ご承知でもございましょうが、この温泉が今日のように、世間に広く知られるようになりましたのは、日清戦争以後のことで、戦争の当時陸軍の負傷兵をここへ送って来ましたので、あの湯は切創その他に特効があるという噂がにわかに広まったのでございます。
岡本綺堂 鰻に呪われた男 青空文庫
師匠の痛快な身内叩きは、日米間の摩擦で当方に生じた欲求不満解消の特効薬、一服の清涼剤として受けに受ける仕掛けとなる。
富田倫生 青空のリスタート 青空文庫
富か、富は吾が狂疾を医すべき特効剤なりや。
尾崎紅葉 金色夜叉 青空文庫
生食してすこぶる旨く、その汁を搾って砂糖を和し飲めば瘟疫に特効あり。
猴に関する伝説 十二支考 青空文庫
2
標準
special effects