来行
らいこう
名詞動詞-サ変
標準
visiting a bank
文例 · 用例
こんな事を書いていたら、急に三十年来行ったことのない鶯横町へ行ってみたくなった。
— 寺田寅彦 『子規自筆の根岸地図』 青空文庫
これは眩法か、幻法か、外法か、不明であるが、何にせよ「げほう」という語は中古以来行われて、今に存している。
— 幸田露伴 『魔法修行者』 青空文庫
方位によつて従来行動の吉凶祝福を申しまするのも、二千年も前の慰繚子といふ兵法家が既に嘲笑つて居りまして、方角の好否で戦の勝敗が定まつて堪るものかと申して居ります位です。
— 幸田露伴 『運命は切り開くもの』 青空文庫
従来だれもあまり問題にしなかったような題目をつかまえ、あるいは従来行なわれなかった毛色の変わった研究方法を遂行しようとするものは、たいていだれからも相手にされないか、陰であるいはまともにばかにされるか、あるいは正面の壇上からしかられるにきまっている。
— 寺田寅彦 『時事雑感』 青空文庫
もっとも、従来行なわれたラジオドラマふうのものの中には、やや前記のモンタージュに類する要素をいくぶんか備えたと思われるものもあるかもしれない。
— 寺田寅彦 『ラジオ・モンタージュ』 青空文庫
映画素材から映画を作り上げる編集方法としてのモンタージュはそもそも映画始まって以来行なわれて来たものに相違ないのであるが、しかし初期の映画において、単に海岸に打ち寄せる波の遊びを見せたり、あるいは舞台演芸をそっくりそのまま写してみたりしたような場合にはあまり問題にならない事であった。
— 寺田寅彦 『映画芸術』 青空文庫
有縁止、無縁去、去来行住すべて水の如かれ、雲の如かれ。
— 広島・尾道 『行乞記』 青空文庫
聴いているうちに寺田は、なるほどそんな「一」だったのかと、少しは安心したが、この男のことだから四条通の酒場も荒し廻ったに違いないと、やはり気になり、交潤社の名を持ち出すと、開店当時入口の大|硝子を割って以来行ったことはないがと笑って、しかしあそこの女給で競馬の好きな女を知っている。
— 織田作之助 『競馬』 青空文庫
作例 · 標準
銀行の窓口が混み合っていて、来行者は長い列を作っていた。
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今月末までに振込があるので、来行して手続きを済ませる必要がある。
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「恐れ入りますが、ご来行の目的をお聞かせいただけますか?」と係員が尋ねた。
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