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慷慨

こうがい
名詞動詞-サ変動詞-他動詞動詞-自動詞
1
標準
righteous indignation
文例 · 用例
君は道で出逢つた若い女が、知己の青年にお辭儀をしたといふだけでも、世界が轉覆するほどの嫉妬を感じ、百の慷慨悲憤をした。
萩原朔太郎 室生犀星に與ふ 青空文庫
』 慷慨に堪えざるもののごとく、『君を力にてわが望みは必ず遂げん。
国木田独歩 わかれ 青空文庫
そして支那の詩の多くのものが、沈痛無比な響を以て人生を慷慨悲憤していることぞ。
萩原朔太郎 詩の原理 青空文庫
故に支那の文学は、昔から叙事詩的な情操に富み、詩人は常に慷慨悲憤している。
萩原朔太郎 詩の原理 青空文庫
かの幕末の志士等が作った非芸術的な慷慨詩でも、やはり漢詩としての音律美をもち、それによって吾人をエピカルに陶酔させる。
萩原朔太郎 詩の原理 青空文庫
吾々が十六七のとき文天祥の正気の歌などにかぶれて、ひそかに慷慨家列伝に編入してもらひたい希望で作つたものと同程度の出来栄である。
夏目漱石 艇長の遺書と中佐の詩 青空文庫
時には自分になまじい物質的な利得ばかりを与えながら昔日の尊敬を忘れ去り、学商呼ばわりする世情を、気狂いのようになって悲憤慷慨することもある。
岡本かの子 食魔 青空文庫
酒を呑みたいなら、友人、先輩と牛鍋つつきながら悲憤|慷慨せよ。
太宰治 困惑の弁 青空文庫
作例 · 標準
不当な解雇通知を受けた彼は、経営陣の不誠実な対応に対して憤り、慷慨を禁じ得なかった。
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不正を糾弾する彼の慷慨に満ちた演説は、会場にいた聴衆の心を激しく揺さぶった。
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時代の退廃を嘆く老学者の慷慨を、若者たちはただ黙って聞いていた。
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