梗概
こうがい
名詞
標準
outline
文例 · 用例
梗概だけを述べますと、いやに理窟つぽくなつていけませんが、周樹人の仙臺に於ける日本人とのなつかしく美しい交遊に作者の主力を注ぐつもりであります。
— 太宰治 『「惜別」の意圖』 青空文庫
海洋に関する物理的事項の重なるものについては近頃出版した拙著『海の物理学』にその梗概を述べておいた。
— 寺田寅彦 『物理学の応用について』 青空文庫
巻末に貼紙として添付された刷物には、末広君の講演の梗概と著者の Some After-thoughts が述べてある。
— 寺田寅彦 『工学博士末広恭二君』 青空文庫
その後に私は友人|安倍能成君の「西洋哲学史」を読んで、ロイキッポス、デモクリトス、エピクロスを経てルクレチウスに伝わった元子論の梗概や、その説の哲学的の意義、他学派に対する関係等について多少の概念を得る事ができた、と同時にこの元子説に対する科学者としての強い興味を刺激された。
— 寺田寅彦 『ルクレチウスと科学』 青空文庫
その後ある物理学者の集会の席上で私はこの書の内容の梗概を紹介して、多くの若い学者たちに一読を勧めたこともあった。
— 寺田寅彦 『ルクレチウスと科学』 青空文庫
余や短才浅学にして、敢て此般の評論に立入るべきものにあらねども、従来「白表女学雑誌」誌上にて評論の業に従事したる由来を以て、聊か見るところを述べて、明治文学の梗概を研究せんと欲するの志あり。
— 北村透谷 『明治文学管見』 青空文庫
その中表親に当る同社の王子章の撰する所の桑生伝を見せてくれたがこれはその梗概である。
— 田中貢太郎 『蓮香』 青空文庫
つまり云ってみれば、人間と云うものは、それぞれの家庭史の梗概なんだね」「そうかね、しかしそれはあまりに牽強附会ではないかね」「はははははははそうか、いや、別に固執もしないがね。
— コナン・ドイル 『空家の冒険』 青空文庫
作例 · 標準
執筆に入る前に、まずは物語の全体像を把握するための梗概を作成した。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
会議の資料には、今回のプロジェクト案の梗概が数ページにわたって記載されている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
論文の梗概を読んだだけで、筆者が何を主張したいのかが明確に伝わってきた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview