坑外
こうがい
名詞
標準
out of the pit
文例 · 用例
市三は、どれだけ、うら/\と太陽が照っている坑外で寝ころんだり、はねまわったりしたいと思ったかしれない。
— 黒島傳治 『土鼠と落盤』 青空文庫
坑外へ出るだけでも、八百尺をケージで昇り、――それは三越の六倍半だ――それから一町の広い横坑を歩かねばならない。
— 黒島傳治 『土鼠と落盤』 青空文庫
坑外では、製煉所の銅の煙が、一分間も絶えることなく、昼夜ぶっつゞけに谷間の空気を有毒瓦斯でかきまぜていた。
— 黒島傳治 『土鼠と落盤』 青空文庫
何か事があって、坑外へ出て行くにも行かれない地獄へ来てしまったような心細さに襲われた。
— 黒島傳治 『土鼠と落盤』 青空文庫
」 坑外では、緊張した女房が、不安と恐怖に脅かされながら、群がっていた。
— 黒島傳治 『土鼠と落盤』 青空文庫
三ツの担架は冷たい空気が吹き出て来る箇所を通りぬけて眼がクラ/\ッとする坑外へ出た。
— 黒島傳治 『土鼠と落盤』 青空文庫
「もっとも、何ですよ、この男とあの女は納屋から連れて来たんですがね……」 納屋と云うのは、竪坑を登った坑外の坑夫部落の納屋のことであった。
— 大阪圭吉 『坑鬼』 青空文庫
ハイ、確かに、十時二十分頃から十時半までの間に、ケージから坑外へ出て行きました」「なに、十時半より前に出て行った?
— 大阪圭吉 『坑鬼』 青空文庫
作例 · 標準
炭鉱の坑内で火災が発生したとの報告を受け、作業員全員が速やかに坑外へ避難した。
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坑外に出ると、太陽の光があまりに眩しくてしばらく目を開けていられなかった。
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坑外の資材置き場では、掘り出された鉱石を積んだトラックが次々と出発していく。
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