哀痛
あいつう
名詞動詞-サ変
標準
grieving
文例 · 用例
……言ってくれ、よゥ、言ってくれ」 切ない哀痛の涙が、泉のように眼からあふれ出す。
— 久生十蘭 『墓地展望亭』 青空文庫
内部の事情とは、身体の疲労衰弱、精神の哀痛恐怖の場合、または一事に専心熱中せる場合、または精神に異状を呈したる場合を指していうのである。
— 井上円了 『迷信解』 青空文庫
さはれ慟哭哀痛の聲はひゞけり塔の上、聞きて思はず膝震ひ梭を地上に取り落し、*風鬟霧鬢美しき侍女に向ひて陳じ曰ふ、449 王漁洋の句を借る。
— ILIAS 『イーリアス』 青空文庫
されば此上哀痛に沈めるわれの此心激する勿れ、哀告の汝を我は陣營の中に許さで神明の命に背かん恐れあり。
— ILIAS 『イーリアス』 青空文庫
かくて屍體を壯麗の館のもなかに齎らして、之を組まれし臺にのせ哀歌初むる一群の 720歌手をかたへに坐らしむ、即ち彼ら哀痛の*聲を放てば、そを繞る女性らすべて咽び泣く。
— ILIAS 『イーリアス』 青空文庫
太子|劉禅は、城を出て迎え、哀痛して、日々夜々の祭を営んだ。
— 出師の巻 『三国志』 青空文庫
「あいつうまいことを言いやがる。
— 賀川豊彦 『空中征服』 青空文庫
作例 · 標準
例句