嘆き
なげき
名詞頻度ランク #12419 · 青空 749 例
標準
grief
文例 · 用例
夏としなれば、高山に、真ツ白い嘆きを見たり。
— 中原中也 『夏と私』 青空文庫
わが嘆きわが悲しみよ、かうべを昂げよ。
— 中原中也 『夏は青い空に……』 青空文庫
まひる利根川のほとりを歩めば、二人歩めばしばなくつぐみ、つぐみの鳴くに感じたるわが友のしんじつは尚深けれども、いまもわが身の身うちよりもえいづる、永日の嘆きはいやさらにときがたし、まことに故郷の春はさびしく、ここらへて山際の雪消ゆるを見ず。
— 萩原朔太郎 『利根川の岸邊より』 青空文庫
)あの偉大なるトルストイを始めとして、世の多くの貴族と生れながらのエゴイストとが、悩み苦しみて求めるものは、実にこの「生えざる」苗を求めんとして嘆き訴ふる悲しみの声に外ならない。
— 愛の詩集の終りに 『愛の詩集』 青空文庫
彼女は田舎の程度の低い学校を出たばかりで、充分の高等教育を受けなかったので、常に自分の無学を悲しみ、良人に対して満足な奉仕ができないことを嘆き詫びた。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
もし想ひ出されなかつたとしたら、嘆きは何時終るといふのだ?
— 中原中也 『我が詩観』 青空文庫
以下はフロべエルの嘆きであるが、「私はいつも眼のまへのものを拒否したがる。
— 太宰治 『貪婪禍』 青空文庫
強い人にも嘆き悲しみ悶えはある。
— 寺田寅彦 『宇都野さんの歌』 青空文庫
作例 · 標準
失われた故郷への嘆きが、彼の心に深く刻まれていた。
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彼女は、愛する人を失った嘆きに暮れていた。
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人生の困難に直面し、彼は深い嘆きを覚えた。
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