悲嘆
ひたん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #26965 · 青空 389 例
標準
grief
文例 · 用例
私とは、つまり、そのなるにはなつちまつたことを、決して咎めはしない悲嘆者なんだ。
— 中原中也 『我が詩観』 青空文庫
ただ夢中です、身も世もあられぬ悲嘆さを堪え忍びながら如何にもして前の通りに為たいと、恥も外聞もかまわず、出来るだけのことをしたものです。
— 国木田独歩 『恋を恋する人』 青空文庫
ただ悲嘆かったのです。
— 国木田独歩 『恋を恋する人』 青空文庫
凡て女の惑いからいろんな混雑や悲嘆が出て来るものです。
— 国木田独歩 『恋を恋する人』 青空文庫
花田 誰が死んだのはおまえだってそういったい……ところで俺たちは実に悲嘆に暮れてしまった。
— 有島武郎 『ドモ又の死』 青空文庫
『テイークの「蒼海万里の夢」だのユイスマンスの「さかさ物語」だのアイヒベルクの「学生ロマンティスト」だのゲーテの「ウェルテルの悲嘆」だのを読みたいのですか?
— ―― Ibi omnis effusus labor ! ―― 『浪漫趣味者として』 青空文庫
49 そして、悲嘆にくれた青年が、その胸にいくら熱い泪をそそぎかけながらかき抱いても、氷の花嫁は再び生き返りはしなかった……。
— 渡辺温 『氷れる花嫁』 青空文庫
……私は堪え難い悲嘆にすっかりおしつぶされてしまって、あげくの果に、声をしのんで嗚咽するのであった、私は寧ろ死んでしまいたかった。
— 渡辺温 『可哀相な姉』 青空文庫
作例 · 標準
キャンプファイヤーをするために、まず火種となる小枝を集めた。
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些細な意見の対立が、やがて大きな組織の対立の火種となってしまった。
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彼は、静かに燃える火種をそっと息を吹きかけた。
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