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岌岌

きゅうきゅう
形容詞-たる副詞-と
1
標準
tall (as a mountain, etc.)
文例 · 用例
斯の時に方つて、天下岌岌、生民死を救うて暇あらず、士大夫乃ち流宕|此の如し。
その七 ――放翁詩話三十章―― 放翁鑑賞 青空文庫
たとえば、咸丘蒙問いて曰く、語に言う、盛徳の士は君得て臣とせず、父得て子とせず、舜は南面して立ち、堯は諸侯を帥いて北面してこれに朝せり、瞽を見てその容蹙めるあり、孔子曰く、この時に於てや、天下|殆うかりしかな、岌岌乎たりきと。
和辻哲郎 孔子 青空文庫
ホヤの中にほうっと呼気を吹き込んでおいて棒きれの先に丸めた新聞紙できゅうきゅうと音をさせて拭くのであった。
寺田寅彦 追憶の冬夜 青空文庫
いつも黒紋付に、歩くときゅうきゅう音のする仙台平の袴姿であったが、この人は人の家の玄関を案内を乞わずに黙っていきなりつかつか這入って来るというちょっと変った習慣の持主であった。
寺田寅彦 追憶の医師達 青空文庫
「それ、姉ちゃんのお見舞いに呉れたのね、自分で買って来たの」「ああ」「それを買うおあし、お母さんにいくら貰ったの」「二円だい」 女中がきゅうきゅう笑った。
岡本かの子 青空文庫
あと、みんな、あんたのに取っちゃうの」 室子はわざと驚いた風をすると、女中がまたきゅうきゅうと笑う。
岡本かの子 青空文庫
「何だい、鳴るじゃあないか、きゅうきゅういってやがら、おや、可訝いな。
泉鏡花 黒百合 青空文庫
博士や教授や勅任官|抔の事を念頭にかけて、うんうん、きゅうきゅう云っていられるものじゃない。
夏目漱石 入社の辞 青空文庫
作例 · 標準
あの山、まるで天を突くかのようだ。岌岌としたその姿は、見る者すべてを圧倒する。
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古の伝説によれば、この山は神々が住まう場所であり、その岌岌たる姿は畏敬の念を抱かせる。
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登山の途中で見た、遥か彼方の雪を頂く山脈。そのうちの一つ、岌岌とそびえ立つ峰にいつか挑戦したい。
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2
標準
exceedingly dangerous
作例 · 標準
嵐の中、船は今にも沈みそうだった。まさに岌岌たる状況だ。
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崖の縁に立つ。一歩間違えれば、足を踏み外す。岌岌としたこの場所からの眺めは、まさに命懸けだ。
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敵の包囲網は狭まり、退路は絶たれた。我々は岌岌たる窮地に陥った。
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経済状況は悪化の一途をたどり、多くの企業が岌岌たる状態に置かれている。
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