悪感
あっかん異読 あくかん
名詞名詞-の形容詞
標準
ill feeling
文例 · 用例
医者はそれに悪感を抱いた。
— 中原中也 『医者と赤ン坊』 青空文庫
話した後暫くは、校長も此の男に対する悪感が薄らいでゐるのであつた。
— 中原中也 『校長』 青空文庫
学校時代のことを考えると、今でも寒々とした悪感が走るほどである。
— 萩原朔太郎 『僕の孤独癖について』 青空文庫
嫌悪感、それが私の全体をひつ括んでゐた。
— 葉山嘉樹 『氷雨』 青空文庫
今までも、嫌悪感と云ふものは幾度か、殆んど数へ切れない位に私の首を締めつけた。
— 葉山嘉樹 『氷雨』 青空文庫
自分の為め、自分を恋ひ慕ふの情にさいなまれたその結果、斯うやつれ果てたといふ憐憫の意識は、直ぐその後に頭に登つては来ましたが、いぢわるく一瞥の時の悪感につきまとはれてどうすることも出来ませんでした。
— 岡本かの子 『恋愛といふもの』 青空文庫
要するにこの演説会は純粋な悪感情の表現に終ってしまった。
— 寺田寅彦 『アインシュタイン』 青空文庫
平常から自分はその男に悪感をもよおしていた。
— 断片 『小さき良心』 青空文庫
作例 · 標準
毎日、悪感について考えています。
我が社の悪感戦略は重要です。
悪感の原理は複雑である。
悪感という言葉が頭から離れない。