不機嫌
ふきげん
形容動詞名詞頻度ランク #15242 · 青空 1468 例
標準
pout
文例 · 用例
日本人の知人を訪問しても、洋風の応接間などに通されると、帰ってからも甚だ不機嫌であった。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
当時の日本は、文明開化の欧米心酔時代であったので、至るところ、彼はそうした不機嫌の目に逢わされた。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
夫人が書斎の掃除をしたり、家事の雑務をしたりする時、ヘルンはいつも不機嫌であった。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
けれども私は、彼もさすがにてれくさそうにして眼を激しくしばたたかせながら、そうして、おしまいにはほとんど不機嫌になってしまって語って聞かせたこんなふうの手柄話を、あんまり信じる気になれないのである。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
いつもの不機嫌そうな表情を、円滑に、取り戻すことができたのである。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
私はそのスリツパをはいて、二階の廊下を懷手して、ぶらぶら歩き、ときどき富士を不機嫌さうに眺めて、やがて部屋へはひつて、こたつにもぐつて、何もしない。
— 太宰治 『九月十月十一月』 青空文庫
娘さんも呆れたらしく、私の部屋を拭き掃除しながら、お客さん、馴れたら惡くなつたわね、としんから不機嫌さうに呟いた。
— 太宰治 『九月十月十一月』 青空文庫
大隅君は、うれしい時に限って、不機嫌な顔をする男なんだ。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
作例 · 標準
朝からずっと不機嫌で、誰とも話したくない気分だった。
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子供が遊具を譲ってもらえず、不機嫌そうな顔をして母親に訴えた。
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部長は会議で不機嫌そうに腕を組み、発言する者たちを睨みつけていた。
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