反感
はんかん
名詞頻度ランク #15233 · 青空 1627 例
標準
antipathy
文例 · 用例
反感を抱いた者さへも中にはあつた。
— 中原中也 『校長』 青空文庫
だがそれにもかかはらず、彼等のローマ字論者や假名文字論者に對して、尚且つ僕が滿點の贊意を表せず、時に大いに反感の敵意をさへ表するのは、彼等の「誤つた實利主義」が、往々にして僕等の美的藝術意識と衝突し、且つ却つて國語の純粹性を破壞するところの、反日本主義的のものに思はれるからである。
— 萩原朔太郎 『ローマ字論者への質疑』 青空文庫
然るに僕はトルストイが嫌ひであり、且つ白樺派のジャーナリズムに輕侮の反感を抱いて居たので、此等の友人等に向つて、僕は大いにドストイェフスキイの惡靈的神祕文學を推薦した。
— 萩原朔太郎 『初めてドストイェフスキイを讀んだ頃』 青空文庫
私はそのときの主婦の灰汁の強過ぎるパリジェンヌぶりに軽い反感を覚えないではいられなかったのであった。
— 寺田寅彦 『追憶の冬夜』 青空文庫
子規は世の中をうまく渡って行く芸術家や学者に対する反感を抱くと同時に、また自分に親しい芸術家や学者が世の中をうまく渡る事が出来なくて不遇に苦しんでいるのを歯痒く思っていたかのように私には感ぜられる。
— 寺田寅彦 『子規の追憶』 青空文庫
話をしてみると、合評に根を持った反感がだいぶ消えた。
— ――田山花袋氏―― 『紀行文家の群れ』 青空文庫
みち子を考える時、形式だけは十二分に整っていて、中身は実が入らずじまいになった娘、柚木はみなし茹で栗の水っぽくぺちゃぺちゃな中身を聯想して苦笑したが、この頃みち子が自分に憎みのようなものや、反感を持ちながら、妙に粘って来る態度が心にとまった。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
事実、英国人ぐらい文筆上で女性に対し諷刺や皮肉を弄し、反感を示している国民は少い。
— 岡本かの子 『女性崇拝』 青空文庫
作例 · 標準
彼の傲慢な態度が、周りの人々の反感を買った。
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その政治家の発言は、国民の強い反感を呼んだ。
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「君のやり方には、正直言って反感しか感じないね」と友人は言った。
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