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甲殻

こうかく
名詞名詞-の形容詞
1
標準
carapace
文例 · 用例
蟹の甲殻の片を時々ふむらしく、その音がした。
小林多喜二 蟹工船 青空文庫
海岸へ行って、岩、石、棒、杭などの表面を見ると、フジツボという貝のようなものが一面に附着している、この動物は解剖上発生上からいえば、確かに蝦や蟹と同じく甲殻類に属するが、蝦や蟹が活溌に運動して餌を探し廻る中に交って、此奴だけは岩などに固着して、一生涯働くこともなく、餌の口に這入るのを待っている。
伊波普猷 進化論より見たる沖縄の廃藩置県 青空文庫
「なに、文久銭と蟹の甲殻の他だつたら、味噌さへ附ければ、どんな物だつて食べられまさ。
大正五(一九一六)年 茶話 青空文庫
体長わずか一分ぐらいの甲殻類であるが、ボーッと光ってスーッと消えるところは、ちょうど満月を海中に沈めて、それを明滅させるようである。
武者金吉 地震なまず 青空文庫
傷は八五郎の報告した通り、左背中の甲殻骨の下から突いたもので、恐らく心の臓に達したものでしょう。
腰抜け彌八 銭形平次捕物控 青空文庫
文字の大部分は、魚、鰻、蛸、甲殻類、軟体動物、鯨などの水棲動物を様式化していた。
DAGON ダゴン 青空文庫
軟体動物、甲殻類、魚類、両生類、爬虫類、鳥類、及び初期の哺乳類だ――大きいのも小さいのも、既知のも未知のも。
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 狂気の山脈にて 青空文庫
ジュラ紀の間に古きものどもは新たな外宇宙からの侵略という不運にまたも見舞われた――今回は半ば菌糸のような、半ば甲殻類のような怪物どもで、近年冥王星の名で発見された遠隔の惑星からやって来た。
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 狂気の山脈にて 青空文庫
作例 · 標準
カニやエビは、硬い甲殻で体を守っている。
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その古代生物の化石には、見事な甲殻が残されていた。
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甲殻をまとった昆虫は、乾燥に強いものが多い。
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