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繁華

はんか
形容動詞名詞頻度ランク #13448 · 青空 474
1
標準
bustle
文例 · 用例
虎なり昇降機械の往復する東京市中繁華の屋根に琥珀の斑なる毛皮をきて曠野の如くに寂しむもの。
萩原朔太郎 氷島 青空文庫
煤の埃の中にして捨松ここに思ふ樣老店の主人三代の暖簾をくぐる町人は幾度同じ夢を見て繰り返したる榮落に街の繁華は見たるなり。
萩原朔太郎 煤掃 青空文庫
特にその繁華なU町へは、小さな軽便鉄道が布設されていた。
散文詩風な小説 猫町 青空文庫
そこには貧しい農家の代りに、繁華な美しい町があった。
散文詩風な小説 猫町 青空文庫
かつて私の或る知人が、シベリヤ鉄道の旅行について話したことは、あの満目|荒寥たる無人の曠野を、汽車で幾日も幾日も走った後、漸く停車した沿線の一小駅が、世にも賑わしく繁華な都会に見えるということだった。
散文詩風な小説 猫町 青空文庫
私は町の或る狭い横丁から、胎内めぐりのような路を通って、繁華な大通の中央へ出た。
散文詩風な小説 猫町 青空文庫
表通りの繁華から折れ曲って来たものには、別天地の感じを与える。
岡本かの子 青空文庫
私は「珍しく繁華な街へ行ったから疳でも起ったのだろう」と云った。
寺田寅彦 小さな出来事 青空文庫