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反歌

はんか
名詞
1
標準
tanka appendage to a long poem
文例 · 用例
反歌天竜の水上清み雪祭る族が鬼はよに遊びける「雪祭」幽けきかも「雪祭」幽けきかも、忠はうれしきかも。
北原白秋 黒檜 青空文庫
反歌うら歎く父母の子は風花の消ぬかに散らふ和ぎにかも行くおもしろの雪祭やおもしろの雪祭や。
北原白秋 黒檜 青空文庫
反歌春|天城雪の鎮めと伊豆びとは何をもて遊ぶ歌をもて遊ぶ神業ぞ雪祭神業ぞ雪祭、鬼の子の出でて遊ぶは、ひたぶるぞ雪の上の田楽、鎮みこそ四方に響くに、まことのみぞ神と遊ぶに、おもしろとこれをや聴く、をかしとよそをや笑ららぐ。
北原白秋 黒檜 青空文庫
反歌米櫃に米のかすかに音するは白玉のごとはかなかりけり二ましら玉、しら玉あはれ、白玉の米、玉の米、米の玉あはれ。
北原白秋 雀の卵 青空文庫
反歌饑ゑ饑ゑて雀がふふむ米つぶはしら玉のごとかはかなかるらむ三ましら玉、しら玉あはれ、しら玉の米、玉の米、米の玉あはれ。
北原白秋 雀の卵 青空文庫
反歌米を買へば金は忘れて金を置けばまたも忘れつこれの米の玉犬と鴉一犬の子に白き飯皿、子鴉に青き飯皿、朝夕に同じ飯盛り、おのがじじ食せよと呼べば、犬の子は己が飯惜しと、子鴉は己が飯惜しと、犬の子は子鴉が飯、子鴉は犬の子が飯、ひたぶるに奪ひ取らむと、ひたぶるに盗み食さむと、ただ啼きつ吼えつ噛みつす。
北原白秋 雀の卵 青空文庫
反歌雲|騰り潮明るき海のきはうまし耶馬台ぞ我の母国妻と子らに汽車いよいよ生国筑後に近づく。
北原白秋 夢殿 青空文庫
反歌時計の秒|針は進むと子が死にて父へ母へとつたふる絶えぬ老柿島田家その後、従妹類子(北原氏)夫妻之を継ぎたれども遠くロスアンゼルスに在り。
北原白秋 夢殿 青空文庫
ウィキペディア曖昧さ回避

反歌(はんか) 日本の詩で、長歌の後に詠みそえる短歌。万葉集に多く見られ、長歌の内容を補足したり要約しているリフレクション(投影)である。 西洋の詩の形式。→アンヴォワ参照

出典: 反歌 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0