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賑わい

にぎわい
名詞頻度ランク #18125 · 青空 136
1
標準
prosperity
文例 · 用例
吉田だけは、江戸時代から、郡内の甲斐絹の本場を控えて、旅人の交通が繁かっただけあって、山の坊のさびしさが漂うと共に、宿場の賑わいをも兼ねて見られる。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
浜は昼間の賑わいに引きかえて、月の景色の妙なるにもかかわらず人出少し。
国木田独歩 女難 青空文庫
町は歳暮の売出しで賑わい、笹竹が空風にざわめいていたが、銀子はいつか栗栖に買ってもらった肩掛けにじみな縞縮緬の道行風の半ゴオトという扮装で、覗き加減の鼻が少し尖り気味に、頬も削けて夜業仕事に健康も優れず荊棘の行く手を前に望んで、何となし気が重かった。
徳田秋声 縮図 青空文庫
銀子の病室は、交りばんこに罐詰の水菓子や、ケ―キの折などもって見舞がてら遊びに来る、家の抱えや本家の養女たちで賑わい、河の洲に工場をもっている罐詰屋の野良子息や、道楽半分に町に写場をもっている山手の地主の総領|子息も、三日にあげず訪ねて来た。
徳田秋声 縮図 青空文庫
伊香保はぼつぼつ避暑客の来はじめる時節で、ここは実業界の名士に、歌舞伎俳優や花柳界など、意気筋の客で、夏は旅館も別荘も一杯になり、夜は石の段々を登り降りする狭い街が、肩の擦れ合うほどの賑わいなのだが、銀子の行った時分には、まだそれほどでもなく部屋は空いていた。
徳田秋声 縮図 青空文庫
昨日の祭日の粗野な賑わいを追っ払ったあとから本然の姿を現わして優雅に返った巴里の空のところどころに白雲が浮いて居る。
岡本かの子 巴里祭 青空文庫
枯木も山の賑わいというところだったのだが、それが激賞されるほどの善行であったとは全く思いもかけない事であった。
太宰治 鉄面皮 青空文庫
町中に育ったわたくしはこういう賑わいの中へ入ると、自分の家にいるよりも自分の家に居ついた気持になり、寛いで燥ぎ度くて仕方がありません。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
作例 · 標準
祭りの日は、商店街全体が活気ある賑わいに包まれる。
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この地域は、新しい商業施設の開業で目覚ましい賑わいを見せている。
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景気の回復とともに、街には以前のような賑わいが戻ってきた。
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