半価
はんか
名詞名詞-の形容詞
標準
half price
文例 · 用例
仮令い今買えばと云ても、三百五十五両を半価にしろと云えば半価にするに違いない、只の百両でも悦んで売るだろう、兎に角に見合せだ、罷めだ/\と云て相手にならぬから、私は押返して、「イヤそれは出来ません。
— 福翁自伝 『福翁自伝』 青空文庫
若し大橋さんの言う通りにこの三百五十五両を半価にせよとか百両にせよとか云えば、時節柄|有馬家では承知するであろう。
— 福翁自伝 『福翁自伝』 青空文庫
大衆向のものはから駄目で、桜ん坊は前年の半価の由です。
— 一九三八年(昭和十三年) 『獄中への手紙』 青空文庫
ああ いのちの孤獨、われより出でて徘徊し、歩道に種を蒔きてゆく、種を蒔くひと、みづを撒くひと、光るしやつぽのひと、そのこども、しぬびあるきのたそがれに、眼もおよばぬ東京の、いはんかたなきはるけさおぼえ、ぎたる彈く、ぎたる彈く。
— 萩原朔太郎 『ぎたる彈くひと』 青空文庫
おお、よだかでないただのたかならば、こんな生はんかのちいさい鳥は、もう名前を聞いただけでも、ぶるぶるふるえて、顔色を変えて、からだをちぢめて、木の葉のかげにでもかくれたでしょう。
— 宮沢賢治 『よだかの星』 青空文庫
「あぁかい手ながのくぅも、 できたむすこは二百|疋、 めくそ、はんかけ、蚊のなみだ、 大きいところで稗のつぶ。
— 宮沢賢治 『洞熊学校を卒業した三人』 青空文庫
」「そんならおれにはなぜ酒を買はんか。
— 宮沢賢治 『かしはばやしの夜』 青空文庫
」「そんならおれにはなぜ買はんか。
— 宮沢賢治 『かしはばやしの夜』 青空文庫