幻辞.com

伏奏

ふくそう
名詞
1
標準
report to the throne
文例 · 用例
また、その下には、隠伏奏楽所さえ設けられて、観客席も、列柱に囲まれた地紙形の桟敷になってしまった。
小栗虫太郎 オフェリヤ殺し 青空文庫
実は舞台の前方――隠伏奏楽所の中に潜んでいたのです」 と冒頭吐かれた言葉には、女二人のみならず、検事も熊城も驚かされてしまった。
小栗虫太郎 オフェリヤ殺し 青空文庫
常套を嫌う君の趣味は、いつもながらの事だが、然し、隠伏奏楽所の入口と云えば、下手の遙か外れじゃないか。
小栗虫太郎 オフェリヤ殺し 青空文庫
ここにいわゆる東夷とは、『日本紀』の編者が漢史の用字を借りて、漫然とこれを記述せしものにして、必ずしも事実武内宿禰がしかく伏奏し、景行天皇がしかく詔示し給いきと解することを要せず。
喜田貞吉 武士を夷ということの考 青空文庫
清麻呂は道鏡の投じた大臣の好餌を捨て、天皇の逆鱗と道鏡の激怒とを顧慮するなく、身命を賭して神教を伏奏した。
喜田貞吉 道鏡皇胤論について 青空文庫
無道の人は早く掃除すべし」と伏奏した。
喜田貞吉 道鏡皇胤論について 青空文庫
しかるに天皇の道鏡に対する御信任はあまりに篤く、清麻呂の伏奏もその当時においては実にただ姉弟の貶謫にのみ終ったのであった。
喜田貞吉 道鏡皇胤論について 青空文庫
「このたびは老骨に、荊州討伐の大命を仰せつけられて……」と、馬騰が拝命のお礼を伏奏すると、帝は無言のまま彼を伴って、麒麟閣へ登って行かれた。
望蜀の巻 三国志 青空文庫
作例 · 標準
家臣は、国政の重要事項について君主に伏奏した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite