奏聞
そうもん
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
reporting to the Emperor
文例 · 用例
実朝の御台は奏聞を経て、坊門大納言信清卿の息女を迎えることになったので、鎌倉では容儀花麗の壮士を選んでそれを迎いに往かした。
— 田中貢太郎 『頼朝の最後』 青空文庫
帝はその奏聞を得て大いに笑った。
— 酉陽雑爼(唐) 『中国怪奇小説集』 青空文庫
そこで「これより後蛮夷の礼を失するものあらば、之を奏聞すること勿れ」と侍臣に言渡したほどであった。
— 国枝史郎 『日本上古の硬外交』 青空文庫
これよりさき、帝の同勢も、「れぷろぼす」の姿に胆をけして、先手は既に槍薙刀の鞘をも払はうずけしきであつたが、この殊勝な言を聞いて、異心もあるまじいものと思ひつらう、とりあへず行列をそこに止めて、供頭の口からその趣をしかじかと帝へ奏聞した。
— 芥川龍之介 『きりしとほろ上人伝』 青空文庫
その結果翌十四日、いよいよ大政奉還の旨を朝廷へ対して奏聞した。
— 国枝史郎 『大捕物仙人壺』 青空文庫
つづいて同月二十四日、慶喜は更に将軍職をも、辞退したき旨奏聞したが、これは保留ということになった。
— 国枝史郎 『大捕物仙人壺』 青空文庫
その時宮女が奔って来て奏聞した。
— 蒲松齢 『蓮花公主』 青空文庫
四天王寺の西門内外の念仏はこの聖が奏聞を経てはじめておいたものである。
— 中里介山 『法然行伝』 青空文庫
作例 · 標準
大臣たちは御所に参内し、国の重要事項を陛下に奏聞した。
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戦地での勝利の報告が、早馬によって都に届けられ、直ちに奏聞された。
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「この件は極秘事項ゆえ、奏聞するまでは決して他言してはならぬ」
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