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改作

かいさく
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
1
標準
adaptation (of story)
文例 · 用例
しかもそれが、詩情を失つた詩人の修辭學的な凝り性によつて、原作よりもずつと惡く改作されてる。
宿命生涯を貫く 永遠の詩人 青空文庫
一九三一年満洲事変以後、軍事的傾向と気分が復活すると、「不如帰」が改作されて映画となって、再び出現したのもまた理由のないことではない。
黒島傳治 明治の戦争文学 青空文庫
ハアゼンクェフェル――「アンティゴオネ」(希臘劇を改作したものであるが、彼はこれを大戦に結びつけ、タレオンを、前の独逸皇帝ウィルヘルム二世に擬し、戦争のために寡婦となったもの、孤児となったもの、不具となったものをして王に向って飢餓と傷痍を訴えさせ、「将軍を市場に晒せ」と絶叫せしめている。
黒島伝治 反戦文学論 青空文庫
……△七月のはじめに、――  葉の青さに青蛙ひつそり△七月のをはりに、――  草も蛙もあを/\としてひつそり△自然の推敲改作とでもいはうか。
大田 行乞記 青空文庫
改作・からりと晴れたる法衣で出かける   追加二句 みんな寝てしまつてゐるポストのかげがはつきり 見おくるかげは見えない松むし鈴むし(樹明君に) 八月十五日晴、宿酔ほがらかである、昨夜、最後の一片まで賞味した鮒のあらひのうまさがまだ残つてゐる!
仙崎 行乞記 青空文庫
・一人となれば風鈴の鳴る 白い花たゞ一りんの朝風のふく とりとめもなく考へてゐる日照雨   改作一句・ちかく、あまりにちかくつく/\ぼうし 八月十九日晴々として門外不出。
仙崎 行乞記 青空文庫
・陽がとゞけば草のなかにてほほづきの赤さ・つく/\ぼうしもせつなくないてなきやんだ   改作追加・秋空の井戸がふかうなつた・雲が澄む水を汲むげんのしようこの花 九月五日秋晴、終日寝ころんで読む、牧水の紀行文集を読んでゐると一杯やりたくなる。
大田から下関 行乞記 青空文庫
ここにそれぞれ当初の原作と最後の改作とを並べる。
北原白秋 雀の卵 青空文庫