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雅味

がみ
名詞
1
標準
refinement
文例 · 用例
全体としては、素焼の陶器の雅味である。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
こうした記録的紀行は書きたくないのだが、いったい真岡という街が雅味のない街だったのだ。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
やっと、両手でウントコサと擁え込んだのを見ると驚くべし、直径一尺五寸余もあろうと思われる雅味のない大皿に盛りも盛ったり、恐らく十人前は焼いたであろうところの部厚な白斑の玉子焼きである。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
その駅逓は丸太組で、極めて簡朴な、そうして異国風の雅味を持った建築であった。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
日本の古い百姓|家にしてもその茅屋根の勾配といい、張り出しの廂といい、土間といい、煤びた大黒柱といい、外庭といい、いかにも日本固有の雅味がある。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
何ともいえない雅味のある小皿ものであった。
夢野久作 梅津只圓翁伝 青空文庫
坪田譲治氏の二作「善太の手品」(行動)「父と子」(新潮)は共にその一貫した純情味を汲むに足るべきものであり、一つ一つに就いて彼此れ云ふよりは、例へばその著作一巻に依つて纏めて通読する時には一層の雅味を得らるゝであらうと想像された。
牧野信一 月評 青空文庫
形見に与えたい衣服も皆悪くなっていて長い間のこの人の好意に酬いる物がなくて、末摘花は自身の抜け毛を集めて鬘にした九尺ぐらいの髪の美しいのを、雅味のある箱に入れて、昔のよい薫香一|壺をそれにつけて侍従へ贈った。
蓬生 源氏物語 青空文庫
作例 · 標準
この茶碗は、素朴ながらも雅味のある逸品だ。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
彼の書く文章には、独特の雅味がある。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
京都の古い庭園には、計算され尽くした雅味が感じられる。
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