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口器

こうき
名詞
1
標準
trophi (mouthparts of an insect, etc.)
文例 · 用例
サア、御心配なく口を開いて……もっと上を向いて……そうそう……」 食道鏡が突き込まれると、松浦先生は天井を仰いだまま、開口器を噛み砕くかと思うほど苦悶し初めた。
夢野久作 いなか、の、じけん 青空文庫
」 軍医は、上唇を横にかすり取られた幼なげな男に、こうきいた。
黒島傳治 氷河 青空文庫
けれども、また亡くなった鷲の大臣が持っていた時は、大噴火があって大臣が鳥の避難のために、あちこちさしずをして歩いている間に、この玉が山ほどある石に打たれたり、まっかな熔岩に流されたりしても、いっこうきずも曇りもつかないでかえって前よりも美しくなったという話ですよ」 兎のおとうさんが申しました。
宮沢賢治 貝の火 青空文庫
そして、こうきいた。
新美南吉 青空文庫
むこうがああきた、そこであすこをパチンとおさえた、それからこうきたから、こうにげたが、あれはやっぱり、こっちのところへ、こうわたるべきだったなどと、むちゅうになって、歩いてきました。
新美南吉 のら犬 青空文庫
」おいのりがこうきこえだす。
LYKKENS KALOSKER 幸福のうわおいぐつ 青空文庫
林田のところへ送っておいた小説は」 こうきくと、あの男は急に顔を暗くした。
菊池寛 無名作家の日記 青空文庫
野々宮君の話によるとここは昔はこうきれいではなかった。
夏目漱石 三四郎 青空文庫
作例 · 標準
蝶は長いストローのような口器を使って、花の蜜を上手に吸い取る。
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昆虫の口器の形状を観察すれば、その種が何を食べて生きているかがわかる。
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クワガタムシの巨大な顎も、実は口器の一部が発達したものだ。
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口器(こうき) — 幻辞.com