戦乱
せんらん
名詞頻度ランク #31517 · 青空 394 例
標準
warfare
文例 · 用例
陰鬱な気候風土や戦乱の下に悩んだ民族が明るい幸ある世界に憬れる意識である。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
こういうことから考えてみると、この絵巻物は、一方では勧善懲悪の教訓を含んでいると同時に、また一方ではおそらく昔の戦乱時代の武将などに共通であったろうと思われる嗜虐的なアブノーマル・サイコロジーに対する適当な刺戟として役立ったものであろうと想像される。
— 寺田寅彦 『山中常盤双紙』 青空文庫
ロダンの遺言 数年後、欧洲大戦乱が勃発して、伯林にあった妾は一座を解散して、単独でムウドレのロダンさんのお室に身を寄せました。
— 吉行エイスケ 『バルザックの寝巻姿』 青空文庫
戦乱と掠奪と民衆の不安は、そこからも誘導された。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
忍術というのは明治になっては魔法妖術という意味に用いられたが、これは戦乱の世に敵状を知るべく潜入密偵するの術で、少しは印を結び咒を持する真言宗様の事をも用いたにもせよ、兵家の事であるのがその本来である。
— 幸田露伴 『魔法修行者』 青空文庫
しかし戦乱の世である。
— 幸田露伴 『魔法修行者』 青空文庫
その埋め合わせというわけでもないかもしれないが、昔から相当に戦乱が頻繁で主権の興亡盛衰のテンポがあわただしくその上にあくどい暴政の跳梁のために、庶民の安堵する暇が少ないように見える。
— 寺田寅彦 『災難雑考』 青空文庫
西南戦争に出征していた父が戦乱平定ののち家に帰ったその年の暮れに私が生まれた。
— 寺田寅彦 『蓄音機』 青空文庫
作例 · 標準
長引く戦乱により、多くの人々が故郷を追われた。
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