詩選
しせん
名詞
標準
selected poems
文例 · 用例
春水や四条五条の橋の下 この句を読んで聯想するのは、唐詩選にある劉廷芝の詩「天津橋下陽春水。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
唐詩選の詩も名詩であるが、蕪村の句もまた名句である。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
タオルや下帶の他に唐詩選、上下二卷をいれてやりました。
— 太宰治 『このごろ』 青空文庫
唐詩選は、成功したやうでした。
— 太宰治 『このごろ』 青空文庫
T君は、各地を轉戰しながら、此處は李太白の醉つぱらつたところ、此處は杜甫の哭いたところと唐詩選に照らし合せて、戰ふ心も豐かになり、さながら詩聖たちと共に且つ醉ひ且つ哭く氣持だと、書いて寄こしました。
— 太宰治 『このごろ』 青空文庫
懷中には唐詩選を持參の見當。
— 泉鏡太郎 『麥搗』 青空文庫
詩は唐詩選にでもありましょうか。
— 泉鏡花 『春昼』 青空文庫
この机の上を見ても知らるべし、物茂卿の跋ある唐詩選と襤褸になりたる三体詩一巻、これは何れも百年以上の長寿を保ちたる前世紀の遺物なり。
— 石川啄木 『閑天地』 青空文庫
作例 · 標準
図書館で借りた近代詩の詩選を読み、さまざまな詩人の世界観に触れた。
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授業の教材として使われた詩選には、江戸から明治にかけての作品が網羅されていた。
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彼は旅先で買い求めた詩選を宿でゆっくり読み進め、知らない詩人の名前をいくつか書き留めた。
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