私選
しせん
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
personal selection (esp. of a defense lawyer)
文例 · 用例
「私選挙ちふといつでも此方様に投票するだが、今度もまたさせて戴くかな。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
千人針にもついでに五銭白銅を縫付け「しせんを越える」というおまじないにする人もあるという話である。
— 寺田寅彦 『千人針』 青空文庫
此の他力によつて新しい自己を造るといふ道の最も重要な點は、自分は自分の身を寄せて居るところの人の一部分同樣であるといふ感じを常に存する事なので有つて、決して自己の生賢しい智慧やなんぞを出したり、自己の爲に小利益を私しせんとする意を起したりなんぞしてはならぬのである。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
モウ話しせん』 私は支那人の足下を見てしまいました。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
」「こないだな、俺ら青柳さ行つたとき、もう長いこと顏出しせんでゐたもんで、上原さ寄つてみた。
— 島木健作 『生活の探求』 青空文庫
おつ母さんの喘息もやつぱしこつちから醫者に愛想づかしせんならん病氣ぢやが、もしもこれが俺らと一緒の時であつて見い、えらいことになる……天道人を殺さずとはようしたもんぢやがな。
— 島木健作 『續生活の探求』 青空文庫
もしせんなら、その人は何か静かにしておるわけがあるんじゃ。
— THE BLUE CROSS 『青玉の十字架』 青空文庫
で、次郎義助などは激昂のあまり、すぐにも足利へ襲せて、仕返しせんと息まく始末じゃ。
— あしかが帖 『私本太平記』 青空文庫
作例 · 標準
被告は国選弁護人を断り、自ら費用を負担して私選弁護人を選んだ。
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経済的に余裕のある被告が私選した弁護士は、著名な刑事事件専門家だった。
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彼は私選した弁護人に全幅の信頼を置き、裁判の結果を静かに待ち続けた。
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標準
private selection (e.g. of poetry)
作例 · 標準
歌人が私選した百首は、彼の美意識と人生観が色濃く反映された作品集となった。
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その詩集は編者が各時代の詩人の中から私選した傑作だけを収録している。
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彼女が私選した短歌は一般的な選集とは異なる独自の基準で選ばれており、斬新だと評された。
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