盾
たて
名詞頻度ランク #9740 · 青空 526 例
標準
shield
文例 · 用例
何よりも彼の矛盾は、一面に於て「典型的な小説家」でありながら、一面に於て「典型的な詩人」であることだつた。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
そして小説家といふ語の典型と、詩人といふ語の典型とは、私の辭書に於ては全く矛盾した、兩立できない反極に屬してゐる。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
又、凡ゆる思惟の矛盾は、その対象自体の中にあるのではない。
— 中原中也 『我が詩観』 青空文庫
彼がかつて風流論を書き、風流生活、風流即芸術の茶道精神を唱導した所以も此処にあるし、句作を余技と認めながら、しかも余技に非ずと主張する二律反則の自己矛盾も、これによつて疑問なしに諒解できる。
— 俳人としての芥川龍之介と室生犀星 『小説家の俳句』 青空文庫
ローマ字論者の主張が、言語をその發音通りに正しく書くといふのであつたら、彼等の書法は、正にその主義と自家矛盾をしてゐるのである。
— 萩原朔太郎 『ローマ字論者への質疑』 青空文庫
多くの場合に、外国人に好評される日本の者は、真の純粋の日本ではなく、彼等のフジヤマやゲイシヤガールの概念性に、矛盾なく調和して入り得る程度の、テンプラフライ式の似而非日本である。
— 萩原朔太郎 『詩の翻訳について』 青空文庫
盾に鳴る鋼の音は叫喊の声に和して、傷ついた人は底知れぬ海に落ちて行った。
— 寺田寅彦 『春寒』 青空文庫
王が代わりに自分の弓を与えたのを引き絞ってみて「弱い弱い、大王の弓にはあまり弱い」と言って弓を投げ捨て、剣と盾とを取って勇ましく戦った。
— 寺田寅彦 『春寒』 青空文庫
作例 · 標準
古代の戦士は左手に重厚な木の盾を持ち、敵の矢を必死に防いだ。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
彼は仲間を救うために自らが盾となり、飛んできた弾丸をその身に受けた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
機動隊員たちがジュラルミン製の盾を構えて、暴徒化した群衆の突進を食い止める。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
標準
pretext
作例 · 標準
彼は「会社のルール」を盾にして、部下の正当な要求をすべて撥ね付けた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
「家庭の事情」を盾に仕事を休んでばかりいては、周囲の信頼を失ってしまう。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
政治家が「国家機密」を盾に説明責任を逃れようとする姿勢に、批判が集まっている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview