建て
たて
名詞名詞-接尾辞名詞-接頭辞頻度ランク #2875 · 青空 446 例
標準
contract
文例 · 用例
空想的な人物であつた彼女のお母さんは、アメリカで金持になつてゐる親戚に会ひに行つて、家を建てて貰はうなぞと考へた。
— 中原中也 『デボルド―※ルモオル』 青空文庫
今度の此の家だつて、後で叔母の云ふ所によると、信者が家主であるさうで、その家主老夫婦が自分達の隠居のために建てたんださうで、値段に比べたら却々立派な家である。
— 中原中也 『引越し』 青空文庫
後に買った大久保の家に、書斎を新しく建て増しする時、一切の設計や事務を妻に一任して、自分は全く無頓着で居たが、それでも妻が時々相談を持ちかけると、『もう、あの家よろしいの時、あなた言いましょう。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
「正門が立派でなければ愛校心が湧くものではない」といつて是迄の木の門は打倒され、石の門が建てられた。
— 中原中也 『校長』 青空文庫
祖父が――父の養父――がお人好し過ぎて他人のために財産といふものを全部使ひ尽して、自分の住家といふものは古い家を買つて建てたやうな有様であつたことを能く父は祖父の生前言つてゐた。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
たちばなの昧爽時や古館 五月雨頃の、仄暗く陰湿な黄昏などに、水辺に建てられた古館があり、橘の花が侘しげに咲いてるのである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
王宮と河一つ隔てた広場に面した四角な煉瓦造りの建物で、これは有名なシンケルの建てた特色のある様式の建築として聞こえたものだそうである。
— 寺田寅彦 『ベルリン大学(1909-1910)』 青空文庫
聞説らく多摩川に沿うた溝には、独歩の「忘れ得ぬ人々」の作にちなんで、独歩の碑が立っているとか、さらば近代における多摩川風景の祖道者として、花袋の碑は、そこに建てらるべきではなかろうか。
— ――田山花袋氏―― 『紀行文家の群れ』 青空文庫
作例 · 標準
「この取引はドル建てで行われますので、為替レートの変動には十分注意してください」
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金の価格が円建てで史上最高値を更新し、買取店には行列ができていた。
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輸出企業にとっては、ユーロ建ての債権が目減りするのは大きな痛手となる。
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