楯
たて
名詞
標準
文例 · 用例
」 いつも抽象的な論理をこねて、彼の詩的な思想に楯をつく敵に對し、ここで復讐してやつたことが、莊子は嬉しくてたまらなかつた。
— ――詩壇の議論家に捧ぐ―― 『橋上』 青空文庫
今でも折には矢も楯も堪らない程訓辞の必要を感じたが、そしてまた実際腹案を立てゝ登校したこともあつたが、教員室に覗いて教師達から威勢の好い挨拶をされるともうその勇気はなくなつてゐた。
— 中原中也 『校長』 青空文庫
だがそれが有害となる場合は必ずそれ自身が有害なるに非ずして、感傷が感傷に楯つき、性慾が性慾に楯つくからだ。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
全て人間的シウ態といふものは、マイがマイセルフに楯つく所、甘んじる所から出て行く。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
大山たちは立ち樹を楯にとっていたので、何ともなかったが、他のトロを押している者や、捨場を掻いている者たちは、パッと首を下げた。
— ――生きる為に―― 『山谿に生くる人々』 青空文庫
われわれの働くときに、われわれの後楯になりまして、われわれの心を十分にわかった人がわれわれを見継いでくれるということは、われわれの目下の必要でございます。
— 内村鑑三 『後世への最大遺物』 青空文庫
つまり楯を持つて恰好をつけたいのですね。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
僕なんかも、まだ自分の楯を持つてゐない。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
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『楯』は、倉橋ヨエコの三枚目のシングル。2005年11月30日にFlyingStar Recordsから発売された。
出典: 楯 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0