毀棄
きき
名詞動詞-サ変頻度ランク #13879 · 青空 0 例
標準
destruction
文例 · 用例
ああ、われのみの、われのみの聖なる遊戲、知るひととてもありやなしや、怒れば足深空に跳り、その靴もきらめききらめき、涙のみくちなはのごとく地をはしる。
— 萩原朔太郎 『光る風景』 青空文庫
僕と節野とは、教室で可なり口をきき合つたのであり、一緒に酒場なぞにも行つた男であるが、それでも彼の昼間通つてゐる日本大学の同級生が其の場に来合せたりすると、その方が主になるのである。
— 中原中也 『三等車の中(スケッチ)』 青空文庫
もみぢ萩原朔太郎霜つききたり木ぬれをそむるとおもひしものを庭にあづまやの遠見をそめうすべにさせる魚をそめわかるるきみのくちをそめ
— 萩原朔太郎 『もみぢ』 青空文庫
耶蘇教の家の羨ましく風琴の唱歌する聲をききつつ冬の夜幼なき眼に涙ながしぬ。
— 萩原朔太郎 『クリスマス』 青空文庫
発汗剤のききめか、漂うような満身の汗を、妻は乾いたタオルで拭うてくれた時、勝手の方から何も知らぬ子供がカタコトと唐紙をあけて半分顔を出してにこにこした。
— 寺田寅彦 『枯菊の影』 青空文庫
腫物が、なほるばかりでなく、肌がなめらかになり色が白くなるかも知れない、と家の者に冗談を言ひ、靜かに横臥し、藥のききめを待つてゐました。
— 太宰治 『知らない人』 青空文庫
三日服用したら、あと服用を禁止せよ、三日乃至五日間休止して、それからさらに二錠づつの服用を開始せよ、と效能書に書かれて在りましたので、私は、少しも、ききめの無いままに、その藥の服用を、やめなければならなくなりました。
— 太宰治 『知らない人』 青空文庫
色黒にも何もききやしない。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
作例 · 標準
裁判の重要な証拠となる公文書を意図的に毀棄した疑いで、元職員に厳しい追及がなされた。
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借用書を破り捨てて債務を免れようとする行為は、刑法上の公用文書等毀棄罪に抵触する可能性がある。
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「そんな古い手紙、いつまでも引き出しにしまっていないで、思い切って毀棄してしまったらどうだい?」
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