嬉々
きき
形容詞-たる副詞-と頻度ランク #28746 · 青空 231 例
標準
merry
文例 · 用例
魚どもは誰に見せようといふ衒ひも無く自由に嬉々として舞ひ遊ぶ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
初めにはいきなり酷く叱られて慄え上がるが、教えを受けて引下がるときは皆嬉々として引下がったという話である。
— 寺田寅彦 『工学博士末広恭二君』 青空文庫
女たちは嬉々としてしやべつてゐた。
— 萩原朔太郎 『ラムネ・他四編』 青空文庫
黒橇や、荷馬車や、徒歩の労働者が、きゅうに檻から放たれた家畜のように、自由に嬉々として、氷上を辷り、頻ぱんに対岸から対岸へ往き来した。
— 黒島伝治 『国境』 青空文庫
雀の群が灌木の間をにぎやかに囀り、嬉々としてとびまわった。
— 黒島伝治 『渦巻ける烏の群』 青空文庫
叫ぶもの呼ぶもの、笑声|嬉々としてここに起これば、歓呼|怒罵乱れてかしこにわくというありさまで、売るもの買うもの、老若男女、いずれも忙しそうにおもしろそうにうれしそうに、駆けたり追ったりしている。
— 国木田独歩 『忘れえぬ人々』 青空文庫
さっきの四名の少年が冬の真昼の陽射を浴びて、それこそ嬉々として遊びたわむれていました。
— 太宰治 『美男子と煙草』 青空文庫
」「まあ、嬉しい事、」 と仇氣ないまで、婦もともに嬉々して、「思ひ掛けなくおために成つて……一寸、嬉しい事よ私は。
— 泉鏡太郎 『艶書』 青空文庫
作例 · 標準
誕生日プレゼントの新しいロボットを手にした子供は、嬉々として公園の広場へ駆けていった。
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彼は趣味の盆栽の話になると、それまでの寡黙さが嘘のように嬉々として目を輝かせて語り出す。
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「ほら、見て!図鑑でしか見たことがない珍しい蝶を見つけたよ!」と、彼女は嬉々として網を掲げた。
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週末のキャンプに向けて、友人たちは地図を広げながら嬉々としてバーベキューの献立を相談している。
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