利き
きき
名詞頻度ランク #14971 · 青空 0 例
標準
effectiveness
文例 · 用例
すると耕二が口を利き始めた。
— 中原中也 『耕二のこと』 青空文庫
この豚存外に心利きたる奴にて甲斐々々しく何かと世話しくれたり。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
まるで四十になる俺と同年配ででもあるような、口の利き方をしやがる。
— 葉山嘉樹 『乳色の靄』 青空文庫
永い間宅にばかりくすぶつて居て、適※此の好い時節に外の風に吹かれると氣持はいゝやうなものゝ、餘りに美しい自然と其處にも附き纏ふ世の中の刺戟が病餘の神經には少し利き過ぎるやうでもある。
— 寺田寅彦 『寫生紀行』 青空文庫
それでこそ例えば津浪を戒める碑を建てておいても相当な利き目があったのであるが、これから先の日本ではそれがどうであるか甚だ心細いような気がする。
— 寺田寅彦 『津浪と人間』 青空文庫
「春の香水、ヴィオレット・ド・バルム」気が利き過ぎて却って張り合いがない。
— ――朝と昼―― 『巴里のキャフェ』 青空文庫
それならわたしは、畢竟党から撰ばれて、若手検事の腕利きといふ この青年を対|告に、社会一般教育のため、こゝへ来たとも云ひ得やう。
— 宮沢賢治 『疑獄元兇』 青空文庫
熱で渇いた口に薫りの高い振出しをのませ、腹のへったものの前に気の利いた膳をすえ、仕事に疲れたものに一夕の軽妙なレビューを見せてこそ利き目はあるであろう。
— 寺田寅彦 『マーカス・ショーとレビュー式教育』 青空文庫
作例 · 標準
雪道で急ブレーキを踏んだが、スタッドレスタイヤの利きが予想以上に悪くて肝を冷やした。
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この風邪薬は、喉の痛みには即効性があってよく利くけれど、鼻水にはあまり効果がないようだ。
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「おっ、この包丁、砥石で研ぎ直したばかりだから利きが全然違うね! スパスパ切れるよ。」
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標準
dominance (e.g. of left or right hand)
作例 · 標準
利き手が右であっても、スマホのフリック入力だけは左手でするという若者は意外と多い。
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サッカーの試合で、利き足ではない左足から放たれた強烈なシュートがゴールネットを揺らした。
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「利き目が左だと、一眼レフのファインダーを覗くときに鼻が液晶画面に当たっちゃうんだよね。」
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標準
tasting (alcohol, tea, etc.)
作例 · 標準
利き酒のイベントに参加して、ラベルを隠された5種類の純米酒から特定の銘柄を当てるテストに挑む。
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彼はワインの利きが驚くほど鋭く、一口含んだだけで産地の土壌や収穫年の天候まで語り出す。
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「利き茶で一番難しいのは、産地が近い銘柄同士の微妙な渋みと香りの違いを見分けることだよ。」
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