訛称
かしょう
名詞
標準
corruption (of a word or expression)
文例 · 用例
マルコポロ紀行に元|世祖将官に位勲の牌を賜い佩用せしむるに、金また銀を鍍した牌に獅の頭を鐫り付けたとあるが、ユールの註に拠るとマルコの書諸所に虎を獅と訛称しあるそうだ。
— 虎に関する史話と伝説民俗 『十二支考』 青空文庫
かく畜の糞から高値な鮓答を得もすれば、糞それ自身が随分金と替えられ得たから、それを大層に訛称して金を糞に出す驢牛等の譚も出来たのだ。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
けれども、このおかあさまは、ひばりのことを「下等な野そだちの鳥」とよんで、そんなものをうちのなかへ入れることをなかなかしょうちしてくれません。
— LYKKENS KALOSKER 『幸福のうわおいぐつ』 青空文庫
貞光は、その時あざ笑いながら、「おい、ただ行ったって、何かしょうこがなければわからないぞ。
— 楠山正雄 『羅生門』 青空文庫
」「も一つ言って聞かしょうか。
— 三つの足跡 『釘抜藤吉捕物覚書』 青空文庫
そのときおりうは、仲次郎に金子五十両を呉れ、なにかしょうばいに取り付くように、と云ったそうである。
— 山本周五郎 『五瓣の椿』 青空文庫
それとも何かしょうこでもあるというのかね、ハハハ……、おい、明智先生、苦しまぎれに、あてずっぽうなんかいわないで、しょうこを見せたまえ、しょうこを。
— 江戸川乱歩 『妖怪博士』 青空文庫
作例 · 標準
その地名は、もともとの発音が時代と共に変化し、訛称されたものだと考えられている。
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文献によると、「江戸」という言葉は、古語の「江の入り口」を意味する言葉が訛称したものらしい。
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彼は、各地の方言に残る言葉の訛称を調査し、その変遷のパターンを研究している。
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